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第11回 注文住宅、家づくりを楽しもう!!!(最終回)

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e戸建てさんの連載コラムも今回で最後(11回目)になりました。

最後のコラムは、家づくり、特に“注文住宅の楽しさ”についての話をしていきたいと思います。

建売を買うでもなく、条件付きの土地を買うのでもなく、注文住宅で家を建てる!です。自分たちで好きな会社を選んで、自分たちが建てたいと思う家を考えることができる注文住宅は、

・会社選び
・予算決め
・各種打合せ

など、色々と大変さがある反面、“自分たちだけの家づくり”を可能にさせることができる唯一の方法ともいえるかもしれません。

はい、という事で、最終回は、注文住宅ってこんなに楽しいものなんだ!という事が少しでも伝えられればと思っています。

注文住宅、家づくりを楽しもう!!!

先ずは、家づくりの施工事例をいくつかご紹介(少しだけ説明も付けて)致します^^

画像①

簡単な説明:3つの三角屋根の家が建っているような家づくり、外からは窓がなく、また、繋がってもいないような家ですが、実は中でつながっている家です。

この写真は外観ですが、注文住宅ならでは、ですね。

画像②

簡単な説明:写真右側のリビングは、両サイドに全面窓で高さも通常の二階建ての天井高(2400㎜)ではなく、恐らく3m50㎝ぐらいはあるのではないかと思えるリビングになっていますね。

シンプルモダンな家で、外と中が繋がっているような家づくりになっています。

画像③

簡単な説明:こちらもシンプルモダン(ウッド)な家づくりですね。吹抜けや窓がとても開放的な施工事例です。

詳しくは、後述しますが、画像②~④に関しては、窓の繋げ方、というのも注文住宅では意識してもらっても面白いかもしれません。

画像④

簡単な説明:大きな坪庭がある平屋の家づくりです。こういった平屋(坪庭やある程度の大きさの家)を建てようと考えると、土地の面積もそれ相応に必要になってきます。

…駐車場を2台、等を考えれば、土地の面積としては、70~80坪ぐらいの大きさの土地が必要になってきますが、そういった土地がある方であれば、“憧れの平屋”を考えてみても面白いかもしれませんね。

画像⑤

簡単な説明:かわいい、ナチュラルな家づくりですね。好きな雑貨を飾ったり、植栽を置いたり、壁に漆喰を塗ったり、インテリアさんとの打合せが楽しいのがこういったカワイイ家づくりになりますね。

5つの画像を見て頂ければわかりますが、どれも個性豊かで素敵な家づくりとなっています。

ご紹介した画像は実際に私が活動している愛知県周辺エリアで建てられた家ですが、注文住宅、という感じですよね^^

注文住宅を建てる、を”窓”で考えてみる

せっかく注文住宅をたてるんだから!を、窓をつかって説明していきたいと思います。

このコラムでご紹介する話は“リビングの窓”ですが、応用として、リビングの窓以外にも、色々と考えることが出来るかと思いますし、知識として知っておけば、建築会社選びにおいても選択の幅が広がるかと思います。

リビングの窓

●『リビングの南側に大きな窓をつけたいね。』

●『開放的で明るいリビングにしたいな。』

と家づくりの要望としてお考えの方も多いと思います。

では、実際にそういった要望を建築会社さんに伝えた時に、どういった提案が出てくるのかを見てみましょう!

恐らくですが、上記の要望だけだと、下のような提案を出してくる会社さんも多いと思います。

【↓↓↓イラスト①:一般的なリビングの窓配置(南)↓↓↓】

*イラスト左が平面図で、右がパース図です。

こんな感じのリビング(窓)の提案です。

簡単に窓とその周辺の説明をすると、

●標準仕様の窓と配置:W(幅):1800㎜、H(高さ):2100㎜の窓、取付位置は真ん中

という感じの提案で、最も多く見かける窓配置になります。

この提案でも、“明るくて、開放的”は一応、満たしていることになりますが、もう少し注文住宅ならではの考え方も見ていきましょう

*こういった提案が、多くの会社さんのベーシックな提案になりますので、先ずは、感覚として覚えておいて頂くと良いかもしれません。

↓↓

インテリアはどんな感じになる??

もう少し解説を加えていきますが、こういった一般的なリビング(窓)の提案を基にして、インテリアの打合せになった場合、

【↓↓↓イラスト②:よくあるリビングのインテリア↓↓↓】

こんな感じのインテリア提案になるのではないでしょうか。

造作のテレビボードにその後ろ側にタイルやエコカラット(もしくはアクセントクロス)をはる提案が多いかと思います。

*因みに上の写真のようなエコカラットの場合、10万円前後の価格UP程度、またテレビボードに関しては、大工さんが現場造作でパパっと作れるものなら、殆ど費用もかけずに(5~10万円ぐらい??)出来る建築会社さんもありますし、普通に家具屋さんでお願いする場合は20~30万円、30~50万円ぐらい必要になったりします。(会社による違いがこのインテリア費用で出てきます。)

↓↓

窓をもう少し大きくしてみる。

さて、ここからですね。

同じように『明るく、開放感なリビング』としての提案で、もう少し窓を大きくしたものはどうでしょうか。

【↓↓↓イラスト③:一般的なリビングの窓配置(南)↓↓↓】

上のイラスト写真のように、

●標準仕様の窓と配置:W(幅):2700㎜、H(高さ):2100㎜の窓、取付位置は真ん中

窓の横幅を1800→2700㎜に変更して、より広い窓を取り付けています。

こうする事で、イラスト①よりも“明るく、開放的に”なっていきますね^^

同じ要望として出したとしても、窓の大きさでかなり違いが出てきますが、ここら辺は、提案する側の感覚によって、イラスト①と③の違いが出てきてしまいますので、違いは意識しておきたい所です。

↓↓

もっと他にやり方はないの??

さてさて、ここからです。

窓配置を考える時に、もっと他にやり方があります。

注文住宅だからこそ、検討できる事もありますので、そちらをご紹介していきたいと思います。

【↓↓↓イラスト④:リビングの窓配置(南)の色々↓↓↓】

はい、窓は、イラスト③の時と同じ窓(W(幅):2700㎜)を付けているのですが、

●右上の窓:(高さ)を2400㎜の天井までの窓

●左下の窓:取付位置を真ん中に、その為のステップを付けています。

●右下の窓:窓は変えずに、天井を一部下げて、インテリアを考えています。

という3つの窓の検討も出来るかと思います。

この3つの窓配置を考えるだけでも、リビングのイメージはかなり変わってきます

*右上の天井までの窓に関しては、一部のハウスメーカーさんなどで、取扱がない会社もありますが、一般的には窓メーカーさんで標準的に用意されている窓になりますので、どの会社さんでも取り扱うことは可能です。

↓↓

さらに窓を考えてみる!!

はい、注文住宅ならではのリビング(窓)のつくり方は“もっと!こだわる事ができる”ので、そちらもご紹介していきたいと思います。

【↓↓↓イラスト⑤:リビングの窓配置(南)↓↓↓】

というような窓配置も考えられます。

●窓配置:W(幅):2700㎜、H(高さ):2400㎜の窓、取付位置を端に寄せる

窓配置と併せて、壁のインテリアも変えていますが、テレビ面を一面タイルなどにして、それが窓の先も続いているような見せ方というのも出来たりします。

こういった配置をする事で、“より明るく、開放的に”が出来てきます。

*“明るく”に関しては、直射日光は先の庇などがあるので、はいりませんが、視界の抜け感から明るく感じるリビングになるかとも思います。

あくまで一例ですが、注文住宅を建てるからこそ、こういった所まで考えることができることを知っておいて頂くと面白くなるのではないでしょうか。

構造的に出来る会社、出来ない会社がある

因みに、こういった窓配置をする為に、例えば、

●構造体をラーメン構造(木造でも鉄骨でも)にする必要があるかもしれません。

●また、耐震等級を出す為に、構造計算をかける必要があるかもしれません。

といった目に見えない部分で必要になることがあります

ここら辺は、対応できる、出来ないの会社による提案力の違いというのが出てきます。

注文住宅、家づくりを楽しむ3つの意識

はい、まとめです。

注文住宅を考える時に個人的に大切だと思っていることが、“①知識、②経験、③縁”の3つです。

①の知識は、

●ハード面:会社の価格の違い、構造、耐震、断熱、気密、換気や太陽光、スマートハウス

●ソフト面:間取りに対する知識、インテリアや外構などの知識

の両方が大切ですし、特に注文住宅を考えるのであれば、0から家を考えていく必要がありますので、ソフト面もとっても大切です。

そして、そのソフト面に関しては、②の経験によって得られることも多い、という事を知っておいて頂ければとも思います。

経験=建築会社さんから提案を受ける数

と言い変えても良いぐらいですが、提案を受ければ受けるほど『へ~、こんなやり方もあるんだ!』は絶対に見つかります。

その上で、最後の③の“縁”です。

建築会社さんとのご縁、担当者さんとのご縁が結ばれて、素敵な、楽しい家づくりができるようになるようにも感じますので、是非、皆さまも知識をつけて、経験を積んで行って頂ければと思いますし、その先に、素敵なご縁が待っていることを信頼して、家づくりを進めて行って頂ければとも思います

まとめ:(振り返り1~10)

やく一年間で11個の記事をこのe戸建さんで書かせていただきましたが、お役に立ちましたでしょうか。

注文住宅を建てる時、大きな買い物である家づくりで、『まあ、こんなものか!』と納得して家を買うのではなく、『こんな家に住めたら!』と満足して家を買って頂くための情報をまとめてみたつもりです。

1.家づくり、建築は奥が深い

2.契約後の予算UP

3.ハウスメーカーの値引きは言ったもの勝ち

4.工務店ファーストで家は考える!

5.建築会社をどう探す?どう見つける?その場でリライト!!で力量判断

6.家の気密・断熱性能を高める為の3種の神器

7.家の施工品質、おさえておきたい瑕疵担保保障という制度

8.トキメク間取りになってます??【前編】

9.トキメク間取りになってます??【後編】

10.建築会社の口コミって…どうなの??

11.注文住宅を楽しむ!(今回)

ですが、また、ご興味ある所を読んで頂ければ幸いです。

家づくりで知っておくべきことを11回にわたってお届けしました。『1000件の家づくりで見えてきた!知っておくべき10個の知識!!』いかがでしたか?皆さまのお役に立てていただけると幸いです。

山本広高 このコラムの執筆者
牧原 央尚(マキハラ テルヒサ)
愛知県を中心に家づくり相談を行っているTERRACE.R(株)代表取締役。大手ハウスメーカーで5年半の営業経験後、2010年から家づくり相談サービス「Rebro at home」を行っており、これまでの相談実績は1000件以上。一件一件の相談に対して、個別で長くフォローしてきた経験から、家づくりの考え初めから完成までの一連の期間に起こりうる、問題点などを解決してきています。 建築会社の探し方、お金の事、間取りの事、インテリア、エクステリアの事、現場が始まってからの事など、家づくりに関しての専門家として、公平中立な立場からアドバイスしています。

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