広告を掲載

第27回 つみたてNISA

  • facebook
  • twitter
  • hatena
  • LINE

みたてNISAとは、その名の通りNISAの積立投資版として2018年1月からスタートした制度です。

投資というと、まとまった大きなお金が必要というイメージを持っている人もいるかもしれませんが、つみたてNISAは少額からの長期積立投資を支援する非課税制度となっており、投資信託に毎月数千円(ネット証券であれば100円から)からコツコツ積立てていくことが出来ます。投資で得た利益が非課税となる制度といった点では、NISAもつみたてNISAも同じですが、非課税となる投資の上限金額や期間はそれぞれ異なります。

つみたてNISAの制度の詳細は下記となります。

■毎年40万円まで配当金や譲渡益が非課税
毎年40万円までの投資に対する利益は非課税となります。
年の途中でいくらか売却したとしてもその分の枠を再利用することはできません。
また、使わなかった分を翌年に繰り越すことも出来ません。

■途中で売却する事に特に制限はなく、いつでも売却することができます。

■非課税の期間は最長20年間となっており、20年経過したら通常の課税口座に移すことになります。NISAのようなロールオーバーは出来ません。

■毎年40万円の枠を20年連続で使うことによって下図のように最大800万円の非課税投資総額となります。

■途中、積立額の変更や積立をストップする事も出来ます。金融機関によっては、ボーナス月だけ積立額を増額する事も出来ます。

■投資対象商品
つみたてNISAの制度対象となる商品は、『長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託』として金融庁が定めた基準を満たした投資信託だけが対象となっており、対象商品数は2019年7月時点で、投資信託160本、ETF3本となっております。

主な要件は下記のようになります。

【インデックス型投資信託】
・販売手数料がゼロであること。(解約手数料、口座管理手数料もゼロ)
・信託報酬が国内資産を対象とするものは0.5%以下、海外資産を対象とするものは0.75%以下
・信託期間が無期限又は20年以上であること
・毎月分配型でないこと

【アクティブ型投資信託】
・販売手数料がゼロであること。(解約手数料、口座管理手数料もゼロ)
・信託報酬が国内資産を対象とするものは1.0%以下、海外資産を対象とするものは1.5%以下
・信託期間が無期限又は20年以上であること
・毎月分配型でないこと
・純資産総額が50億円以上であること
・信託設定以降、5年以上経過していること

基準を満たした商品は、すべて手数料が低く抑えられており、毎月分配型でなく、信託期間が長いことから長期投資に適しているものに絞られています。そのため、リスクの高い商品は選択肢から外されており、投資初心者の方にとって選びやすくなっています。

■つみたてNISAと一般NISAは併用できません。
どちらか一方を選択する必要があります。
年単位でつみたてNISAと一般NISAを変更することは可能です。

最後に、NISAとつみたてNISAの違いを下表にまとめておきます。

長期的な視点でコツコツ積立投資をしていきたいと考えている方はつみたてNISAを使って資産形成していくとよいでしょう。

次回はiDeCoについて解説していきます。

松井大輔 このコラムの執筆者
松井大輔(マツイダイスケ)
住宅資金に限らず教育資金や老後資金を含めた総合的なライフプランニングについて年間200件超の個別相談に応じているお金の専門家(ファイナンシャルプランナー)

関連記事

コラムバックナンバー