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第22回 医療保険

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療保険とは、加入しておくと病気やケガの治療で入院や手術をした際に給付金としてお金を受取れる保険です。保障内容は商品によって様々ですが、大まかに下記のような内容となっています。

■入院給付金

病気やケガで入院すると入院給付金が1日につき○○円支払われます。例えば日額5000円タイプだと、入院一日につき5000円、日額1万円タイプだと入院一日につき1万円が支払われます。また、入院一日いくらではなく、入院した時点で一時金として○○万円支払われるものもあります。今は日帰り入院から保障されるものがほとんどですが、古いタイプだと5日目からの入院から支払われ最初の4日間は支払われないというものもあります。

■通院給付金

通院すると通院給付金が1日につき○○円支払われます。通院給付金については、商品によって、入院後の通院に限り支払われるものや、入院前と後の両方の通院に対して支払われるものとがあります。ただし、どちらも入院前何日以内、入院後何日以内の通院に限るといった期間制限があります。

■手術給付金

病気やケガで手術を受けると手術給付金が一時金として受け取れます。ただし、全ての手術が給付金の対象となる訳ではなく、例えば美容整形など治療が目的ではない手術に関しては対象外となります。対象となる手術は商品ごとに基準が設けられており、主に以下の2通りの基準があります。

①保険会社が指定する88種類の手術に対応していれば支払われるタイプ
②公的医療保険が適応される手術であれば支払われるタイプ

①は大きく分けると88種類ですが、実質は細かく分けると約600種類の手術が対象となっています。一方、公的医療保険に連動している②は約1000種類の手術が対象となっています。給付対象となる手術の数は公的連動の②の方が多くなっていますが、該当する手術の種類によっては①の方が多くの給付金額が支払われる場合があります。

現在はほとんどの医療保険が幅広い手術に対応している②の公的医療連動型となっています。

■定期タイプ、終身タイプ

保障期間が一定期間(10年など)となっており、期間が満了すると更新され、その度に保険料が上がっていく定期タイプと、保証期間が一生涯で保険料も変わらない終身タイプとがあります。期間を限定して加入を検討している場合や、若いうちの保険料は定期タイプの方が安くなります。

■有期払込、終身払込

保険料の支払い方法として、定めた期間や定めた年齢まで保険料を支払っていき、そこで支払いが終了する有期払込タイプ(保障はその後も続いていく)と、一生涯保険料を支払っていく終身払込タイプとがあります。

有期払込のメリットとしては、保険料を支払い終わった後、例えば老後、保険料の負担が無く保障を持ち続けられる事や、長生きした場合にはトータルの保険料が終身払込みタイプよりも安くなる事です。一方、途中で保険を見直して切り替える可能性が考えられる場合は終身払込みにしておいた方が良いでしょう。

■解約返戻金あり、なし

解約すると解約返戻金があるタイプとないタイプがあります。また、一定期間入院していないと健康祝い金が支払われるタイプや、期間が満了すると使わなかった保険料が戻ってくるという商品もあります。

その他、がんの保障を手厚くするためのがん保障特約や、三大疾病に備える三大疾病保障特約など、保険商品によって詳細な内容は多岐にわたりますが、主に医療保険を選ぶポイントとして、①現在の自分の状況にあった医療保険を選ぶ ②今の医療事情にあった医療保険を選ぶ事が大切だと言えます。

①に関しては、病気やケガで入院、手術した場合に負担出来るだけの貯蓄があるかないかで必要性や必要保障額が変わってくるでしょうし、自分が勤めている会社の福利厚生(保険組合の付加給付等)の内容についても確認しておくことをおすすめします。

②に関しては、昔の5日目や10日目からの入院しか保障されないようなものや、通院保障もしくは入院一時金がないタイプですと、入院日数の短期化によって昔に比べて支払われる給付金が少なくなってしまいます。古すぎる医療保険に加入している場合は、可能であれば最新のものに見直すことをおすすめします。

当然、同じ保険商品であれば年齢が上がると保険料も上がりますが、商品自体が新しく変わっている場合、見直す事によって保障内容も良くなり、保険料も下がるという場合もあります。気になる方は保険の担当者やファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。

松井大輔 このコラムの執筆者
松井大輔(マツイダイスケ)
住宅資金に限らず教育資金や老後資金を含めた総合的なライフプランニングについて年間200件超の個別相談に応じているお金の専門家(ファイナンシャルプランナー)

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