システムキッチンに使用している木材は、築10年でボロボロになるメーカーもあります

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システムキッチンを
どれにしようか悩む方は多いと思います

 

メーカーやシリーズで
色や形や使い勝手が違いますけど

 

 

使っている木材の
種類も検討すると

 

「〇〇だと10年でボロボロだけど
〇〇なら20年は綺麗に使える」とか

 

将来は差が出て来ます

 


こちらは2003年なので
18年前のシステムキッチンのカタログです

 

LIXIL(当時はINAX)のアコルトという
システムキッチンですが

 

こちらで使用している
木材の詳細を見ると


パーティクルボードや
MDFなど「聞いた事はあるかも」って
名前もあると思いますが

 

実際に10年以上使った場合に

 

私の会社には
古い解体したキッチンが
たくさん来ますので見てみると


こちらは木材が湿気を吸って
カビもあって
一部は膨れています

 

扉の取っ手も
衝撃で全部落ちています

 

一方こちらのキッチンを見ると


一部にダメージはありますが
1枚目に比べると
まだまだ綺麗で
耐久性が高いのが分かります

 

社内でこの後
破砕処理をしますが
見た目は似たような木材でも
全然耐久力が違う場合があります

 

・・・・・
・・・・
・・・
・・


 

火や水を使って
蒸気などもたくさん出る
キッチンという場所に


 

そもそも木を使うってのが
どうやっても
劣化が避けられないので

 

我が家は扉も内部も
全部ホーローにしましたが

 

そうはいっても
木を使いたい場合は

 

木の種類に
こだわってみるといいと思います

 




・パーティクルボードとMDFと表面処理の違い

 

今回紹介した
カタログに出てくる材料名も

 

・メラミン化粧紙パーティクルボード
・高圧メラミン化粧パーティクルボード
・アルミDAP化粧パーティクルボード

・突き板化粧MDF
・UV塗装MDF
・PET系樹脂シート化粧MDF

 

などなど
物凄い数の名称がありますが

 

おおまかに分けると

 

パーティクルボードMDFというのは
必ず名称に入っていますね

 

 

よくホームセンターなどで
売っている棚とかで使っていますが


これがパーティクルボードですね

 

木を破砕してチップにして
接着剤で固めた物です

 

その両面に化粧板があって
外側か見ると見た目は綺麗です

 

 

MDFも同じですが
チップの大きさが違います


MDFの方が細かいですね

 

ちなみに
中身のチップですが

 

うちの会社みたいな
産業廃棄物の処分場で
引き取った木屑


これを破砕機にかけて
チップにして
建材メーカーに売却しています

 

このチップに色々と
表面処理をすると

ここまで色々な
名称の違いが出るのですが

 

どちらにしたって
表面が剥がれたり削れたりして
中のチップが見えてしまったら
非常に脆いです

 

しかもキッチンなんて
水や油を使いますから
すぐにダメになってしまいます・・・

 

ホームセンターの安い棚を買うと
数年で中のチップが見えたりしますけど

 

こうなると
あっという間にボロボロになりますから


 

グレードが高い
システムキッチンは色々と処理をして
耐久力を高めています

こちらは高圧メラミン化粧の
パーティクルボードですが

 

これだけ処理をする場合と

 

だた接着剤で
突き板を張っただけでは
耐久性が全然違いますし

 

突き板の厚さで
耐久性も変わりますね

 




・今のキッチンの方が長持ちしないという事実・・・

 

現在のカタログを見ると
こちらはLIXILのアレスタですが


 

オレフィン化粧MDFなので
最初に紹介した
2003年のアコルトより
耐久性が弱いですね・・・

 

 

そしてキャビネットですが


ただの化粧パーティクルボードとMDFです

 

特殊処理をしていれば
メラミンとかDAPとか表記されますから

 

そちらよりもさらに
耐久性がないですね・・・

 

アレスタは
LIXILの5種類あるシステムキッチンで
上から3番目のグレードですから

 

 

一番高い価格のリシェルだと


低圧メラミンなので
耐久性は上がりますが

 

昔は割と使っていた
低圧メラミンを

 

凄い材質だよって感じで
宣伝しています・・・

 

このように
同じような見た目で
価格が全然違うって場合に

 

色々な機能もですが
このように使っている
木材に違いがあったりしますので

 

最初はともかく
10年、20年後は差が出て来ます

 




・なぜキッチン扉や天板が剥がれるのか

 

色々な処理をしても
結局木材なので湿気は通しますから

 

中の木材が水分を持つと


出典:https://jibundeyarou.com/shkkdn18mdf/

 

この方はお湯をこぼしたみたいですが

 

買ったばかりでしたら
表面ののコーティング処理などで
平気だったと思いますが

 

見えない傷や
湿気で接着剤も弱くなり
中に水分がたまってくると

 

木なので膨張してしまいます

 

天板は水道やコンロがありますから
注意が必要ですが

 

 

今は食洗機を使う家庭も多いから
その部分も注意が必要ですし


 

カップボードも

 

電気ジャーやコーヒーメーカーなど
使いますから注意が必要ですね

 

蒸気が出る家電を置く場合は
必ず蒸気排出ユニットを
オプションで付けないと

 

 

最初の数年はよくても
ちょっとしたら木が剥がれてしまいます

 

 


ちなみに我が家は
全部ホーローなので平気です

 

 


 

使っているグランディアは

 

カップボードじゃなくて
キッチンも全部
金属とホーローだけですね

 

 


https://reogress.net/archives/10101517.html

 

なにしろ
木がボロボロのキッチンを
毎日のように見ますので

 

・全部ホーローのタカラスタンダードか

・全部ステンレスのクリナップしか

選択肢が無かったのですが・・・

 

この両社も
シリーズによっては
扉だけは木製とかも多いので
注意が必要ですが

 

タカラスタンダードのホーロー素材は
グレードの差も無く
全部同じホーローなので
木材のように気にする必要はありません

 




・なぜ木製キッチンがここまで多いのか

 

普通に考えたら
水分に弱い木製製品を

 

水や油をたくさん使う
キッチンなんかで
使わなければいいって思いますけど

 


今は魅せるキッチンも多いですからね

 

MDFやパーティクルボードを
使った場合のメリットとして
加工のしやすさがありますから

 

色々とオシャレなデザインも多いですね

 

その分
いわゆる木のチップを
詰め込んだ繊維板は

 

湿気、水、油に非常に弱いので
下手すると10年で
ボロボロになりますが

 

 

なぜすぐダメになるって
分かっているのに使うかと言うと

 

そもそも
メーカー側の推奨耐用年数が10年という
設定なのですね・・・

 

もちろんオールホーローや
ステンレスは何十年も持つって
考えで作ってますけど

 

なので10年持てばいいのですから
MDFやパーティクルボードで作るのですが

 

「10年たったら
デザインも変わるし買い替え」

という方は
どれでもいいと思いますが

 

20年は使いたいという方は
全部ステンレスか全部ホーローですね

・・・・・
・・・・
・・・
・・


新築で家を建てる時に
新しいシムテムキッチンを見て

なかなか劣化なんて
想像出来ないと思いますし

 

結婚式場で離婚の話をしないのと
同じだと思いますが(笑)

 

私はどうしても
「毎日のように10年以上経過した
キッチンを見てしまうので」

 

・キッチン交換だと
50万円程度は最低掛かりますし

・築10年だと
他の部分もメンテ、交換で

色々とお金がかかりますから

 

私はキッチンは
耐用性重視にしました

 

ホーローとステンレスの2つは素材上
オシャレな変わった形とか作りにくいから

 

デザイン重視か耐久性重視か
どちらを選ぶかですね

 

・金属のステンレス

・金属とガラスのホーローと

質感も「あたたかみ」とか余りありませんし

 

私はタカラスタンダードの
デザインも気に入ってますので
これで充分ですけど(笑)

 

木製がいいけど
なるべく長持ちする商品を
使いたいという事なら

 

合板やMDFやパーティクルボードも

 

「何を使って
どのような処理をしているか」

 

気にした方がいいかもしれません

 

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

住宅の解体業と建物等の処分業をしていますので 安いけど長持ちする家、性能も満足出来る家を目指して建てました 「ローコスト住宅でも快適に暮らせる性能」のコンセプトで レオハウス(現ヤマダレオハウス)で注文して2017年から 今の新居に住んでいます レオハウスで建てた家と子育ての話 https://reogress.net

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