住宅設備・建材・工法掲示板「全館空調を導入された方」についてご紹介しています。
  1. e戸建て
  2. 住宅設備・建材・工法掲示板
  3. 全館空調を導入された方
 

広告を掲載

介護者 [更新日時] 2010-04-22 09:34:21
 
【一般スレ】全館空調を導入された方| 全画像 関連スレ RSS

要介護3の父の為に新築を考えている者です。HMは三井ホームでと思っているのですが、
担当の営業の方が、私が父の部屋と洗面トイレ、浴室に床暖房の導入の意を伝えた所、
熱心に全館空調を勧めてくれました。私も、各部屋へエアコンを入れるより、
全館空調の方がいいのかも・・・と思ったり。
でも、なかなか全館空調を導入されたお宅を知りません。
どなたか、このシステムのメリットデメリットをお教えください。

[スレ作成日時]2005-07-31 10:52:00

 
住宅展示場を
まとめて簡単予約
「HOME4U家づくりのとびら」より、お取次ぎした建築会社とご契約後アンケートに回答し、建物の着工が確認された方に、Amazonギフト券30,000円をプレゼントいたします。
\専門家に相談できる/

全館空調を導入された方

1350: 入居済み住民さん 
[2010-02-18 02:53:58]
日本の「床暖房信者」さんへ

空調でも、24時間365日運転で高気密高断熱性能が高ければ、それにプラスされる日照や生活熱(電化製品や生活温水、人間が発する熱)、などで建材温度は室温よりやや高くなります。
スウェーデンの超高気密高断熱住宅にはそもそも「暖房設備」自体がありません。断熱気密性能が高ければ、上記の生活熱だけで厳寒のスウェーデンでも、建材温度・室温ともに時間換気量0.5回でも建材・室温が22度以上に維持されます。

日本の床暖房は、もともと「断熱性能が低く冷輻射が当たり前の日本の家」で十分な断熱材がないために暖めることが不可能な床・壁・天井からの「冷輻射」のなかで生活するときに、「高温の温度を直接肌に感じて凌ぐ」という「最も低レベル」の、「家全体を暖める暖房」ではなくいろりや火鉢で手をあぶるような「採暖」設備であり、これがあるのは「暖房不可能な低性能の採暖住宅」です。

全面床暖房は、全館空調が床・壁・天井を24時間暖めてその輻射熱でも暖房する事、温度調節がリアルタイムで自動で行われる事に対し、床暖房は
1)直接肌に触れる
2)蓄熱が基本になるため調節がしにくい
の2点がまず問題になります。
「日本人は冷輻射住居しか知らない」ために1)を「意外」に思ってしまうのが悲しいですが、全面床暖房においては床から暖かさを直接感じるのではなくてあくまでも「家全体」を「エネルギー効率よく」暖める方法としての設備なので、直接肌に触れる床はほんのり暖かい程度にしなければ快適性が維持できないのです。この「低温床暖房」には「非常に高い技術と設備費用」が必要です。
2)蓄熱について
全面床暖房を省エネのセントラルヒーティング設備にするためには床全体で「低温」の蓄熱層をつくる必要があるため、通常は基礎全体を蓄熱層にします。

一般の蓄熱暖房機では、小さな蓄熱容積で家全体を暖めようとするため蓄熱体を高温にしなければならず、放熱時間も短くなり、外気温の変化に対して調節が難しいため、寒いのに蓄熱が切れたり、暑いのに放熱がとめられないなどの運用上の問題があります。
従って、床暖房では快適になるぎりぎりの低温で温度変化の少ない蓄熱層を造らなければなりません。非常に大きな容量の蓄熱層が必要でその温度を精密に低温にコントロールする高度な技術が必要です。

そのような技術も製品も日本にはありません。あるのはこたつやホットカーペットの仲間の、最も「低レベル」の「家全体を暖める暖房」ではなくいろりや火鉢で手をあぶるような「採暖」設備のみです。
スウェーデンには上記のレベルを満たした本物の全面床暖房設備があります。

最近大手住宅会社で小さな蓄熱暖房機を床下において暖房設備とするところがでてきましたが、蓄熱容積が小さければ室内に置いたのと大差ありません。本格的な全面床暖房とは比較にならないです。

3)フローリング施工は浮き床工法(フローティングフローリング)で施工する
ただでさえそりやすい無垢材を使ったフローリングですから、床暖房の上に施工するときは下地に直接釘打ちするのではなく浮かして施工する方法が必要です。もちろんコストが高くなります。

4)床暖房のメンテナンスの問題
蓄熱層が基礎コンクリートで、日本では熱媒体が温水か電熱線なので蓄熱層に温度を伝える媒体にトラブルが生じた際のメンテナンスの問題があります。

5)2F以上の階の暖房の問題
1Fだけの全面床暖房では2F以上の階で、1Fと快適性に差が出ます。
従って2F床にも床暖房する方法がありますが、1F天井は断熱になっていないと1Fが頭が暑くて不快になります。ですので結局2Fはパネルヒーターを使うなどの方法になります。

断熱性能の低い住居しか知らない日本人は直接熱接触しか採暖の方法がないために床暖房を「拝んで」いますが、スウェーデンレベルの高気密高断熱住宅で暖房設備に床暖房を用いるのは
#冷房が不要
#平屋
#全館空調より省エネかつ低温床暖房の技術を持つ
#換気設備を含めたイニシャルコストが全館空調より安い
などの条件をすべて満たす必要があります。
要するに現時点の日本の住宅性能、床暖房技術では「あり得ない、出来ない」という事です。
by 管理担当
こちらは閉鎖されました。

[PR] ホームインスペクターに学ぶ後悔しないハウスメーカー&工務店選び

メールアドレスを登録してスレの更新情報を受け取る

 
コダテル最新情報
ハウスメーカーレビュー最新情報
 

最近見たスレッド

最新のコダテル記事

コダテルブロガー

スポンサードリンク

 

スポンサードリンク

 

スポンサードリンク

ハウスメーカーレビュー

ハウスメーカーレビュー|プロの現場調査と実際に購入した人の口コミ

スポンサードリンク

レスを投稿する ウィンドウを閉じる

下げ []

名前:

写真(1):
写真(2):
写真(3):
写真(4):
写真(5):
写真(6):

利用規約   業者の方へ   掲示板マナー   削除されやすい投稿について

ウィンドウを閉じる