基礎を冬季に打設したので,強度に不安を感じシュミットハンマー試験をHMに依頼したのですが,やってくれないとの返事でした。
そこで、自分でシュミットハンマーを用意してやるとHMに伝えたところ,非破壊試験とはいえ、コンクリートに衝撃を与える検査なので,最悪の場合コンクリートにヒビが入るかもしれないので、自己責任でやってくれ。
との返事でした。なんとなく、暗にやめろと言ってきているかんじなのですが・・・
そもそも、シュミットハンマー試験で基礎にヒビが入ってしまうようなケースってあるんでしょうか?
その時点で、非常に弱い基礎のような気もしますが・・・
お詳しい方がいらっしゃいましたら,ご意見お願いします。
[スレ作成日時]2006-01-12 18:45:00
シュミットハンマー試験
2:
匿名さん
[2006-01-12 23:01:00]
|
3:
土木屋
[2006-01-12 23:39:00]
昔のシュミットハンマーは確かに”ハンマー”でしたが、
最近のは5ミリくらいの点を当て、反力を測定するものです。 これでひびが入るようなら、とても家の基礎にはなりません。 ものを知らないHMですね。 その知識の無さが気になります。 ただ、骨材(砂利)に当った場合とそうでない場合にはかなりのばらつきがあります。 試験時には5×5の穴があいたシートを充てて検査するので、その平均値になります。 |
4:
匿名さん
[2006-01-12 23:50:00]
02さん、土木屋さん、有難うございます。
特に、ひび割れなど心配しなくても良いのですね? では、試験をやっておこうと思います。憂いを残しても仕方ないですしね。 ところで、測定は、基礎のあちこち何箇所かでやればいいのでしょうか? |
5:
土木屋
[2006-01-13 05:22:00]
住宅の基礎の場合、生コン車1〜2台分でしょうから、生コン事態の品質の差はないでしょう。
まあ、夏場に何時間も待たせておいたなら別ですが。 後は打設の仕方や初期養生で強度の発現は変わってきますね。 レンタルすることも可能です。 しかし、先にも書きましたとおり、昔と違い、シュミットハンマー自体が精密機械ですし、 もし強度不足となった場合、素人の検査ではそれを立証することは難しいでしょう。 お金がかかりますが、専門の検査会社に依頼し、責任をもった報告書出してもらうことを薦めます。 |
6:
匿名さん
[2006-01-16 17:45:00]
シュミットハンマ−による調査は、計算式の当てはめがいくつかあって、どの式を採用するのが良いのかよく解りません。
それぞれどんな違いがあり、どんな場合にどれを採用するのが妥当なのでしょうか? |
7:
匿名さん
[2006-01-17 00:14:00]
どういう係数が出るやつかわかりませんが、最近のものだということを前提にします。
まず10箇所の反力を得ます。そのうち最高と最低を除いた残り8箇所の平均を取ります。 そしてその反力を得るためにシュミットをどういう風にしたかという所から、決まった表の数値を読むだけです。 地面に対して水平に打てば90度、垂直に打ち込めば0度の表を使います。 ちょっと名の通った土建屋さんならその表は持っているので、わざわざ計算式を使わなくてもいいと思います。 (そもそも、この表自体がその計算式に数値を当てはめて作っていますので) これにより、何kNの硬さがあるか判ります。 なお、その反力は、コンクリートの熟成度(コンクリートの打設日からの経過日数と気温による)にもよりますので、 指定強度が出ていなくても、熟成度によってはいいかとおもいます。 |
8:
07
[2006-01-17 08:54:00]
(追加です)
職場に表と式があったので見て確認しました。 まあ、詳細な数値を出したいということならば、以下の式を使ってください。 1)シュミットの打ち込み角度が、地面に対して水平(0度)の場合 F=G*(-184+13R) 2)シュミットの打ち込み角度が、地面に対して45度の場合 F=G*(-146+12.7R) 3)シュミットの打ち込み角度が、地面に対して垂直(90度)の場合 F=G*(-130+12.5R) F:コンクリートの強度(N/mm2) G:9.80665*10^(-2) R:シュミットから得た反発硬度 ここで得られたコンクリート強度は、配合強度と言われるコンクリート強度との比較が出来ます。 |
9:
匿名さん
[2006-01-18 09:49:00]
学会式とか3種類くらいありませんでしたか?
|
10:
匿名さん
[2006-01-18 10:53:00]
日数の補正はどうすれば良いのでしょうか?
|
11:
匿名さん
[2006-01-19 12:02:00]
|
|
自分で打ったときは、磨きなしでやったところ、指定強度より低くでてしまったので
工務店にその旨をいったら、慌てて再検査を行いました。
結果的には指定強度を上回ったので、お互いに胸をなでおろしました。
住宅程度の薄い基礎の場合は、シュミットを打っても強度曲線にのってこない事もありますので、
反力を得られる角等の部分とか、ベタ基礎ならばベタ部分でやってみればまず出ます。
ただ、材齢がどのくらいあるかによりますが、
14日を過ぎているならまずヒビは入りませんが、100%とは言えません。
どうしても不安だというのなら、この際徹底的にやる気でいけばいいと思います。
まずは、コンクリート納入業者の伝票を出させてはいかがですか。
そういうものが出てこないようなら、と怪しくなりますので、
この際徹底的にやる気でいったらどうですかね。
技術的にちょっとうるさい客のほうが、大工等の職人は気をつけますよ。