1000を大きく超えていたので立てました。
前スレ:http://www.e-kodate.com/bbs/thread/196066/
元々が、気密性を確保する為の工法でもあるツーバイ系住宅だったが、
御存知の通り、日本は一部地域を除いて、殆どが高温多湿地帯です。
「魔法瓶の様に」とは、高気密化を謳う際の常套語でありますが、
果たして本当にそれが、正しい最良の住環境と呼べるでしょうか。
確かにツーバイや木質パネル等と呼称される枠組壁工法には、
戦前から戦後、そして高度経済成長期に掛けて発展したそれまでの在来軸組工法では、
到底及びもつかない耐震性がある事は、否定のしようもありません。
しかし時は経ち、嘗ての在来軸組工法にも、
耐震性を引き上げるべく様々な工夫、改良が施されてきた事もまた、否定出来ぬ事実の筈です。
枠組壁工法自体を頭ごなしに、乱暴なやり方で否定も誹謗もする心算はありません。
但し、余りにも簡略化された結論への誘導には、一抹の不安と抵抗感を覚えてしまいます。
如何でしょうか。
私は住宅建築のプロフェッショナルでもなければ、現場側の人間でもない、
上にドが付く素人ではありますが、だからこそ素人ならではの目線は持ち合わせてます。
一緒に、真面目に、私と語り合いませんか。
[スレ作成日時]2015-02-10 13:35:08
【緊急提言】枠組壁工法(2×系)は我が国に似わない! その2
635:
匿名さん
[2016-08-01 08:46:11]
|
腐るようになったのは最近の事。
屋根裏は半分、外も同様。
外は都会で無ければ、ほぼ毎日、放射冷却により夜露、朝露が起きている。
屋根は特に天に面してるから放射冷却を多く受て冷える。
欠陥がなくても外の空気が屋根裏換気口等を通じて出入りしてる。
昼間は湿度が低いから結露しないが深夜は温度が下がり結露している。
昼間は太陽の影響を強く受ける屋根裏温度は高く、すぐに蒸発する。
少し前の時代は屋根材、アスファルトルーフィング、バラ板の野地板で問題は起きていない。
幅が狭く、隙間だらけの野地板だから湿気はスムーズに行き来していた、バラ板の野地板が水分を吸ってもすぐに乾いてる。
木材は水分に弱いと思われてるが濡れ続けると弱いが乾燥すれば何十年でも寿命が有る。
野地板合板を使い始めて問題が起こってる。
湿った空気はアスファルトルーフィングの合わせ目の隙間、タッカー穴等からルーフィングと合板の間に入り込む。
深夜に冷やされて結露、合板が吸湿する、水分は浸透して移動して行く。
バラ板なら表面だけ浸透して昼間に蒸発、ルーフィングに遮られてもスムーズにバラ板間の隙間から排出される。
合板は幅広で接着剤とルーフィングに阻まれ蒸気はスムーズに排出出来ない。
排出がスムーズで無ければ湿度が下がらないから温度が高くても蒸発出来ない、乾かない。
合板は水分を含んだ状態が長くなり腐る。
腐らなくても水分を吸収して膨張する、接着剤が邪魔をして水分の吸収量も一定でなく、乾燥も有るから繰り返し応力がかかり合板強度を弱くする、俗にベコベコの状態。
合板は繊維方向と編方向を交差させ貼り付けてるから問題になる、繊維方向と編方向では膨張率が10倍も差が有る。
接着剤が強くても太い木が木割れするように木が応力に耐えられない。
集成材は繊維方向同士を貼り合せて有るので余程、水分吸収量に差が出なければ割れない、似てるようだが合板とは別物。
諸悪の根源は透湿抵抗が大きく幅広の合板、壁にも当てはまる。
合板を丁寧に施工するほど湿気の逃げ道が無くなり被害が大きくなる、皮肉な状態です。
古い時代のバラ板ツーバイは長寿命住宅。
合板ツーバイはカビ臭が耐えられない短命住宅のリスクが高い。